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2010年6月27日 (日)

自分のキャパを拡げる

1人で会社をやっていると、やはり限界はすぐに来る。
コンサルティング、事務、経理、販促物作成、各社の企画、講師、スケジューリング調整、etc… 

こうなるとどうしても誰かスタッフか同じスキルを持った仲間を迎えたくなるのは自然なことである。ただし、人を雇い入れるほど年商に余裕がある訳でもないし、物販とは異なるため今のところは何とか1人でもやっていける状況である。

しかしながら、実際に様々な所からオファーがありながらお断りしていることも多々あるため、それなりのジレンマはある。自分を育ててくれた呉服業界への恩返しをしたいと思ったことが起業のキッカケであったし、それは今でも変わらない。それどころか日に日にその気持ちは強くなる一方だ。しかしながら自分のキャパシティの小ささ故に、助けて欲しいと言っている企業に対して取り組むことが出来ないというのもどこか矛盾しているのかもしれない。お断り申し上げた時の相手の残念そうな反応には本当に心が痛む。

本当に感謝すべきというか、ありがたいことに自分の名前がある程度知られるようになってきた。それもKDCPlanningという社名よりも「石崎 功」という名前の方が認識度は高いようだ。もちろん昔取った杵柄で業界にて名前が知られていることがベースにはなっているが、ブログやツイッターというソーシャルメディアによる広がりは非常に大きい。また、最近どこどこと仕事をしているということが、ロケットより速く伝わるこの業界であるから、動けば動くほど情報が伝わる。

昔こんなことがあった。バイヤーをしていた時代、夜小腹が空いたので京都の祇園で1人ラーメンを食べにいった。その時はたまたま空いているホテルが祇園近くのホテルしかなく、そういう状況になったのだ。
ところが、どこで見られたのかは定かではないが、翌日取引先にいくと、「石崎さんは若いからやっぱり夜もオサカんですねぇ〜」と言われた。何故かと問うと昨晩祇園で遊んでいたと勘違いされ、それが広まっていたのである。

それは1日で3回ほど言われた。普通にラーメンを食べていただけとはいえ、勘違いされるような場所にいたことが私の過ちであり、それが広がることによって自分の会社にも迷惑をかけ兼ねない。京都の情報の広がりの早さと軽率な自分の行動を反省した次第である。

話が逸れたが、自分のやっていることや実績、評判などがすぐさま伝わることで、有り難いことに仕事の依頼を沢山頂けるようになったが、全てに応えられていないということが、大きな悩みであることはいうまでもない。

これからの課題としてはいかに自分のキャパを拡げるかということに尽きる。その方法は時間の使い方の改善、スケジューリング能力、そして業務遂行能力などに集約されると思う。

それともうひとつ。忘れてはならないのが人間力である。
特に私の仕事は多くの人たちとのコミュニケーションによって成り立つからだ。人は他人に評価されて社会を生きていく。自分自身の評価はただの自己満足であり、また慰めでしかない。どんなに影の努力をしても、どんなに俗にいう「いい人」でも残念ながら仕事は他人の評価によって給与や報酬が支払われる。

決して影の努力を否定するのではなく、その努力が実ることによって評価されるのだから、努力はしないよりしたほうが結果的に自分のために良い。ただ、ここで言いたいのは社会は自己評価でなく他人の評価で成り立っているということだ。文章にすると冷酷だが事実である。

ならば、人との繋がりを大切にしたり、相手のことを気遣う心をより養ったり、ビジネスにおいてはクライアントや得意先、お客様のことを常に考え、その想いの先をいくような人への敏感さは評価されるにあたって非常に大切なことである。これは人としてのキャパを拡げるためには必須事項である。

そもそも人をなぜ「人間」というのかを考えると、何故人と人の間と表現するのかを考えるとわかり易い。人は1人では生きていけない。だから人間にとって一番大切なことは人間関係の構築であるとほとんどの哲学者が説いている。

だからこそ、人は「人間」と表現されるのだとよくわかる。
人と人との繋がりを大切にすることが人が生きていく上で最も大切なことであり、本能の次に大切なことであると思う。

人間力は結局のところ、どこまで相手に対して敏感になれるかであり、それによって得た相手からの信頼という評価が、ビジネスなら報酬に結び付くのである。相手から魅力を感じてもらえる人間になるには天性のものはあったとしても、一筋縄ではいかない。わざとしいゴマスリやおべっかはすぐに見抜かれ、返って信頼を失う。その人の経験や努力の積み重ねがあって滲み出るものが必然的にその人の人間的魅力になると思う。私も早くそういう自分になりたい物だと感じる。

今回のブログの最後にお知らせがある。
この度、仕事の拠点を京都に移すことにした。
7月からは京都が事務所兼自宅となる。これに関しては様々な理由があるのだが、まずは仕事柄京都が非常に効率的であること。そして、クライアントも西日本が多いことなどを考えると、移動コストや時間効率、情報収集の面からも私の仕事は京都拠点がベストであると判断したからだ。

どちらにしても常に全国のどこかにいるような生活なので、大して変わらないかもしれないが、それでも自分のキャパをより拡げるための手段の1つとして決断したことだ。

これからまた新たな気持ちを持って呉服業界の復興の役に立てるよう尽力していきたい。まだまだ足らない部分や未知の部分が多いが、自分のスキルと人間力をより高め、この業界を夢が持てるものとしていきたい。

そのために自分のキャパをより拡げていきたいと強く思う。


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コメント

退屈な毎日から抜け出せるチャンスがここに!いろんな異性がいてるから確実に出会えること間違いない!中には芸能人も登録してるって噂だよ

投稿: デコログ | 2011年1月23日 (日) 04時53分

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